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2025-05-08 21:01:00
高齢者、加齢による膝痛~変形性膝関節症~
膝が痛くなると、椅子からの立ち上がりや歩行がしにくくなり、生活範囲が狭くなります。
また膝の痛みのため、身体を動かさなくなってしまい、筋力や体力、持久力が低下します。
運動量が減ると体重が増え、さらに膝に負担がかかってしまう悪循環につながり、痛みが強くなってしまいます。
さらには閉じこもりや認知症にもつながる可能性も高くなってしまいます。
そんな事態を避けるためにも、早めに、膝の状態を知り、日常生活でできることやケアに取り組むことが大切です☆
~膝の痛みの原因疾患~
①変形性膝関節症
②半月板の損傷
③骨壊死
④関節リウマチ
⑤痛風・偽痛風 など
これらの中で、圧倒的に多いのが①変形性膝関節症です。
50歳以上の男性の54%、女性では75%の人が変形性膝関節症といわれているそうです。
訪問鍼灸では、病院受診、治療により炎症症状が治まり、保存療法になってからが治療対象となります。
患者さまの膝の状態を確認しながら、筋緊張緩和による慢性的な痛み、動作時痛、その他随伴症状の緩和、改善を目的とした治療を行います。
そのほか、膝関節への負担や痛みを軽減するための筋力強化のための運動療法やセルフトレーニングをご提案いたします。
歩行時に、膝の痛みをかばうため、身体の他の部分に過度な負担がかかることもあります。
それにより身体の他の部位へ不調をまねく悪循環を予防することも重要です。
患者さまの日常生活の質が向上できるよう、お医者さま、理学療法士の方としっかり連携し、ご一緒に頑張らせていただけるよう努めております。
どうぞお気軽にご相談ください。