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2025-03-21 21:38:00
はり・きゅうが身体にもたらす働き①脳への効果
鍼灸(はり・きゅう)の効果、メカニズムについては、
科学的検証や解明が進み、どんどん明らかになってきています。
はりきゅうの主な特徴は、
①鎮痛作用
②自律神経の調節
③免疫機能の調節
④脳活動やホルモン分泌の抑制や活性化
⑤血流促進 などがあります!
例えば効果の一つとして
鍼灸施術をしたときに、脳では活性化する部位と不活性化する部位があるんですよ。
活性化するのは、大脳の一次体性感覚野、運動野、前帯状皮質、島皮質などの領域です。
逆に不活性化するのは内側前頭前皮質、偏桃体、海馬などです。
内側前頭前皮質 :感情などをコントロールに関係
偏桃体 :不安や恐怖などの情動反応を処理する
海馬 :偏桃体の恐怖や不安に関する記憶をコントロールする
つまり鍼灸によって、脳の内側前頭前皮質、偏桃体、海馬の部位が不活性化し、
不安や恐怖、痛みなどの感情が和らぐ効果が期待できます。
「鍼をしてもらうと、いつも気分がすっきりして明るい気持ちになる」
と、おっしゃって下さる患者さまがいらっしゃいます。
脳には直接触れることはできませんが、
鍼灸治療により、脳に刺激を与えたり、血流を改善することができます。
嬉しい効果が盛りだくさんの鍼灸治療で是非☆
日々のお身体のケアを継続して頂けると嬉しいです♪