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2025-03-14 17:32:00
認知症サポーター講座
先日、認知症サポーター養成講座 ステップアップ編を受講させて頂きました。
認知症とは?
さまざまな原因により脳で変化がおこり、それまで出来ていたことが出来なくなり、生活に視床をきたした状態をいいます。
高齢者に多いですが、64歳以下の方も発症する脳の病気です。
①アルツハイマー型認知症
②脳梗塞等により血管がつまったりして起こる脳血管性認知症
などがあり、訪問鍼灸でも認知症の方とのご縁を頂くことも多いです。
アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、両方のタイプの方への施術をすることがあります。
施術時のコミュニケーションをもっと上手く出来ればとの反省点もあり、
もっと患者様に寄り添えるようになりたいと思い、この度この講座に参加させて頂きました。
認知症の人のとらえ方は時代の流れとともに変化しており、
認知症の人が尊厳を保持し、希望を持って暮らすことを目的とした
「認知症基本法」が2023年6月に成立したそうです。
認知症による認知機能障害は、
■不適切なケア
■体の不調
■理解できない、してもらえないストレス
■不安感 など
様々な要因が加わって以下のような行動・心理症状(BPSD)が出現するようになります。
<行動・心理症状(BPSD)>
(行動心理症状)・徘徊(一人歩き)・攻撃性・不穏・焦躁
・不適切な行動・多動 など
(心理症状) ・妄想・幻覚・抗うつ・不眠・不安。、誤認・無気力・情緒不安定 など
BPSDだけをみて対処するだけでなく、原因を探り、その原因に沿った対応をすることが大切とのこと
鍼灸では、患者様の体の不調や不快感、不眠や不安感などを理解し→軽減することなど
これらのことを理解して、より患者様がより快適に生きるお手伝いができるよう頑張りたいです!